伊万里・有田焼伝統工芸士会 職人舎Japanese Traditional Craftsman
伝統工芸士とはAbout Traditional Craftsman
産地を形成している国指定の伝統的工芸品は230品目あります。(2017年11月現在)
伊万里・有田焼もその1つで、泉山および天草陶石を原料としています。
江戸の昔より続く伝統技法として、ロクロ細工・下絵付け・上絵付けの3つがあります。これらの従事者が、12年間、産地の現場で研鑽を積みますと、工芸士受験の資格を得ます。
認定試験の内容は、それぞれの部門で課題があり、制限時間があります。量・質・感覚において、伝統技法の習熟度が厳しく審査され、焼成した後、作品の総合的な完成度を査定されます。そして、最後に知識試験です。
合格した職人は、伝統的工芸品産業振興協会会長より伝統工芸士という称号をもらうことができるのです。現在、伊万里・有田合わせて91名が認定を受けております。(伊万里・有田焼伝統工芸士会:昭和57年2月結成)
日本伝統工芸士会憲章Charter of the Japan Traditional Craftsmen's Association
私たち伝統工芸士は、日本の誇りである伝統的工芸品という生活文化の担い手です。日本伝統工芸士は、明るい未来をめざし、すべての伝統工芸士共有の理念として、ここに憲章を定めます。
私たち伝統工芸士は
- 伝統の精神を大切にし、「つくり手」から「つかい手」に心を伝えます。
- 技術技法の研鑽に励み、資源を守り、産業の振興に貢献します。
- 工夫を重ね、新しい工芸美を創造します
- 伝統の技を、絶やすことなく後世に伝えます。
- 教養を高め、地位の向上に努めます。
伝統工芸士会員名簿Member List
事務局Secretariat
〒844-0026 佐賀県西松浦郡有田町外尾町丙1217番地
佐賀県陶磁器工業協同組合内(担当:山口)
Tel.0955-42-3164 Fax.0955-43-2917