焼成Firing
01焼成
- 素焼き焼成
- 生地中の水分を蒸発と不純物の除去により破損リスクを抑え、焼き締めによる吸水性と耐久性を得る仮焼成のことをいいます。窯環境により異なりますが約900℃前後で約10時間かけて焼成します。
- 本焼成
- 施釉まで終えた生地を、素焼きよりも高温の約1300℃で約12時間ほど焼成します。生地を釉薬でコーティングし、焼成の際の化学反応による下絵・釉薬の発色と吸水性をなくし食器としての強度を得ることが本焼成の目的です。
- 上絵本焼成(赤絵窯)
- 本焼成を終えた生地に上絵付け等の加飾を施し、約800℃前後の低温焼成で発色を得る工程です。現代においては電気窯を使用して焼成します。